虚舞い
夢現かな?
何処へ舞うかな
何処を香らせるかな
過去の自分を前にして
少しずつ冷ましたのなら
私の知らない姿になるとさ
夢幻かな?
徐々に擦り切れるのなら
其処を舞えよ
其処を香らせろよ
虚無感の奥まで覗いて
そんな貴女へ魅せられたんだ
息場の無い逝き場を捜す
そんな御供へ成ろうかい?
夢虚の漂いだなぁ貴女
阿漕なモノなのさ
幸というのは
疎ましいモノなのさ
それを冠するというのは
忌避染みた無に沈んで
月夜に溜め息吐くモノかい
口に溜まるから孤独だろう?
だからその足元に
煙の殻が増えるんだろうよ
悪くないと私は言うだろうけど
戸惑い顔と絞まる首と
煙の口移しは善いモノだった
なぁ暮れに舞う香り
何処へ舞うかな
何処を香らせるかな
過去の自分を前にして
少しずつ冷ましたのなら
私の知らない姿になるとさ
夢幻かな?
徐々に擦り切れるのなら
其処を舞えよ
其処を香らせろよ
虚無感の奥まで覗いて
そんな貴女へ魅せられたんだ
息場の無い逝き場を捜す
そんな御供へ成ろうかい?
夢虚の漂いだなぁ貴女
阿漕なモノなのさ
幸というのは
疎ましいモノなのさ
それを冠するというのは
忌避染みた無に沈んで
月夜に溜め息吐くモノかい
口に溜まるから孤独だろう?
だからその足元に
煙の殻が増えるんだろうよ
悪くないと私は言うだろうけど
戸惑い顔と絞まる首と
煙の口移しは善いモノだった
なぁ暮れに舞う香り