ポエム
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紅の舞台
秋には紅が似合う

いつからかそう思うよ

命が眠りにつき始めていく

その中でのとても短い花開き

彼岸花を舞台に蜩が命の歌を叫ぶ

そして共に色褪せ枯れていく

ともすれば暗さや寂しさすら香るのに

その全ては眩しくて目が眩むほど

鈍い輝きが命の限り咲き誇る

やはり秋には紅が似合う

今でもそう思うよ
21/09/29 00:23更新 /



談話室



■作者メッセージ
どこか暗さを感じる赤色と寂しげな声
この二つが枯れた時、秋が終わったって思うんだ

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