優しさ
「アナタは優しい人だね」
なんて風に言って貰える度に
「そんな上等なモノでもないよ」
なんて謙遜すらしない言葉で返す
ナイフの刃を握って渡すようなモノさ
他者に映る優しさなんてモノはね
自分の手の平に刃が深く食い込むさ
それでも相手が無傷で受け取れますようにと
傷から自分の血が流れ続けるさ
それでも相手を汚す事が無いようにと
間違えばそのまま刺されるかもしれないさ
それでも刺さったのが自分でよかったと
「それの何が褒められるような事なのさ?」
他者の為に死ねる様な優しさかい
「それの何がそんなに上等な事なのさ?」
傷を負った自分を見て傷付いてくれる人ほど
自分にとって傷付けたくない人なのに
なんて風に言って貰える度に
「そんな上等なモノでもないよ」
なんて謙遜すらしない言葉で返す
ナイフの刃を握って渡すようなモノさ
他者に映る優しさなんてモノはね
自分の手の平に刃が深く食い込むさ
それでも相手が無傷で受け取れますようにと
傷から自分の血が流れ続けるさ
それでも相手を汚す事が無いようにと
間違えばそのまま刺されるかもしれないさ
それでも刺さったのが自分でよかったと
「それの何が褒められるような事なのさ?」
他者の為に死ねる様な優しさかい
「それの何がそんなに上等な事なのさ?」
傷を負った自分を見て傷付いてくれる人ほど
自分にとって傷付けたくない人なのに