かげろう
深々と緑彩む中で
冷たい水に足を浮かばせながら
終わりの細鳴きをふと想う
遠くカナカナと響く薄命
血を流す様な彼岸の彩りを
日々薄れていく私の影
有終の美と共に在るのか
細くとも遠く泣く
徐々に聞こえなくなりながら
それでも抱き締めたい
彼岸の花へと手を伸ばして
私を想い出してくれないか...と
冷たい水に足を浮かばせながら
終わりの細鳴きをふと想う
遠くカナカナと響く薄命
血を流す様な彼岸の彩りを
日々薄れていく私の影
有終の美と共に在るのか
細くとも遠く泣く
徐々に聞こえなくなりながら
それでも抱き締めたい
彼岸の花へと手を伸ばして
私を想い出してくれないか...と