嫉妬
嫉妬の心を否定しながら
私は私の思い出を足でなぞる
過去の想いの重なりを独占して
私だけのモノにしてしまいたくなる
睨め付ける様に指を動かして
文字を書き連ねれば連ねる程に
私の醜い嫉妬が露に成っていくのが
少しだけ人間を取り戻せた様で心地好い
貴女の幸せを心から願いながら
私と共にあった時よりは
どうか不幸であれだなんて思う
嫉妬の心を否定する私は誰より嫉妬深い
そして蛇の様に睨んでみせたなら
今の貴女は蛙の様に震えるのかしら
私は私の思い出を足でなぞる
過去の想いの重なりを独占して
私だけのモノにしてしまいたくなる
睨め付ける様に指を動かして
文字を書き連ねれば連ねる程に
私の醜い嫉妬が露に成っていくのが
少しだけ人間を取り戻せた様で心地好い
貴女の幸せを心から願いながら
私と共にあった時よりは
どうか不幸であれだなんて思う
嫉妬の心を否定する私は誰より嫉妬深い
そして蛇の様に睨んでみせたなら
今の貴女は蛙の様に震えるのかしら