ポエム
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虚飾の薪
混じり合わない愛は孤独より辛い

熱を交わしても心は冷めて

言葉に孕む美しさは酷い気色

互いに耽る一夜限りの遊びと捨てて

一目だけ綺麗な影は色を恐れた

どうしたって埋まり様が無い

代わりには成らないと解って尚

軈て虚しさしか迎えないと知って尚

人は孤独の冷たさに熱を焚べる

熱すら生まない虚飾の薪へ
22/03/15 04:58更新 /



談話室



■作者メッセージ
知ってる気になって愛を囁いても
どこか虚しかったなら、それは嘘かもしれない

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