ポエム
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背徳感
それを歪みと感じるのを諦めた

許されたがる正常の中で生きれない

自分を見つめる自分自身が音を立てた

軋んでいく理性を繋ぐには難い激情

背徳の橋を掛けて渡ろうとする心

誰に許して貰う訳でもなく

誰かに届くという訳でもなく

ただそうしていたいと泣き叫ぶだけ

成就する事の無い歪みを携えて

渡りきっても途中で落ちても

果てにあるのは嘆きという名の愛
22/03/01 23:21更新 /



談話室



■作者メッセージ
正常であっても、異常であっても
愛して、愛される資格はあると思いたい

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