過去は代わり映えしたりしない

行く道拾う人間性で見え方は変わるけど

其処に残る景色は足掻けど変わらない

どうしたい？ どうなりたい？ どうありたい？

真に願う心内にどんな景色を描きたい？

見たことのないモノは描けないよ

見てきた過去をどう描きたい？

凄惨でもいい 暖かでもいい 虚しくてもいい

変わらない過去を未来へどう繋ごうか

目の前の景色をどう描き直そうか

筆が錆び付き乾ききる前に

手に握れ 白紙と向き合え つまらなくてもいいから

■作者メッセージ
自分への理解を求めなくちゃいけないのは
他人よりもまず、自分自身