広大無辺な海...全てが沈黙し平和な時間の流れている広大なあの海.....
僕は海を見ていると様々な記憶を思い出す。悲しい失恋のあの絶望的な日々や、愛しい人が告白を受け入れてくれたあの素晴らしい日々や....海は今、静まっている。沈黙した夕暮れの海に....
いく羽もの鴎(かもめ)が飛んでいる。この海を眺めている君もそうして僕も、陽の沈むのをひたすら待っている。
夜になり海は眠った。不確かな自分の寝台に横たわって...
でも僕が再び辛い思いをしてまた海へ来る頃には、この海も変わっているだろうか？
海よ、永遠の海よ.....

■作者メッセージ
ちょっと凝って作ってみました！散文詩です！