ポエム
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あの頃の君へ
僕の愛しい君よ
正直に僕の目のなかにあるものをごらん


僕の目には希望の光がある。
君の目には誰かにあげる愛がある


君と仲良くしてた頃には
よく夜中まで、君と
どうでもいい話をしていたっけ

やがて朝になり
太陽が訪れ
君は大学に
僕は勤め先にと出ていった
そんな青春の日々よ....

その頃、やけに空が眩しく
空が青く見えていたっけ.....

人の一生の不思議なこと
人は常に誰か、他の人を
自分とつがいで居れる誰かを求めている

今、詩を書いているとそんな昔のことが
ふとぼんやりと思い出される

今に時は移り.....
僕は君と会わなくなった

それでも僕の一生の思い出のなかに
愛しい君のことが思い出される

そうして僕は....
あの頃君と一緒に見てた夕暮れを
覚えている

やけに太陽が美しく感じられた
そんな若い日々の頃だった

また君に会えるだろうか?
また僕の瞳と君の瞳が見つめあうことはあるのだろうか?

その日になったら僕はまた歌うんだ
愛しい君との物語を.....
21/03/18 19:48更新 / 式波博也



談話室



■作者メッセージ
インスピレーションが来て書きました。デイケアで通ってる病院で書きました。

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