吐息の消息
細胞という
ちいさな命を
人は体重計ではかっている
その細胞をつんざくような朝
製氷機かなんかでつくった雪が
置いてきぼりの息へとけていく
水滴の一生
細胞無き命が
見えない血を全身に巡らせて
ドラマを思い浮かべながら
見えない理想を追い求める
その頼りなくも
光に向かって散らばっていく吐息達に
また会おうね と
ちいさな命を
人は体重計ではかっている
その細胞をつんざくような朝
製氷機かなんかでつくった雪が
置いてきぼりの息へとけていく
水滴の一生
細胞無き命が
見えない血を全身に巡らせて
ドラマを思い浮かべながら
見えない理想を追い求める
その頼りなくも
光に向かって散らばっていく吐息達に
また会おうね と