ポエム
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ドアノブ
実は皆存在を忘れている
どんなものにもドアノブが必要
ドアがあっても始まらない
僕の親は厳しかったから
ドアなんて 足で開けてはいけなかった

ドアノブから伝わる電流が
私を遠くへ飛ばす
秋めく空の液晶画面に
降り注ぐ銀杏の葉を
触ってはいけないと言われた
あの頃の思い出を開け放つのに
必要なのはドアではなく
恥ずかしがり屋のノブ
21/10/29 12:03更新 / スオシ



談話室



■作者メッセージ

初投稿から約2年
いつも読んでくださりありがとうございます。
閲覧数が100を超えたものもあり
ありがたくもあり、恐れ多くもあります。

投稿したものの中には
前のペンネームの時の過去作もあり
例えば『ポカリの群青』は
詩というものに出会い
自分でも書き始めた時のアイデアなので
もう大分前のものになりますが
これに関して言うと、今まで作った中で
個人的には最高傑作だと思いますね笑。
ああゆうのが好きなので
これからも
そういう感じのものを目指していきたいですね。

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