「もの」たち
人の幸不幸や生死を
指をさして嗤える時代がやってきた
ありふれた部屋を飾るのは
過去に光を見た「もの」たち
時計や食器や机やイスが
前衛的だった過去を思い出しながら
いや 過去は過ぎ去った
さあ 俺は次は何を夢見る?
この部屋でただ唯一
俺は未来を夢見る存在
カーテンは開けているが
部屋に住む「もの」たちと
憂鬱な暗さにまどろんでいる
指をさして嗤える時代がやってきた
ありふれた部屋を飾るのは
過去に光を見た「もの」たち
時計や食器や机やイスが
前衛的だった過去を思い出しながら
いや 過去は過ぎ去った
さあ 俺は次は何を夢見る?
この部屋でただ唯一
俺は未来を夢見る存在
カーテンは開けているが
部屋に住む「もの」たちと
憂鬱な暗さにまどろんでいる