人目
人目を気にした遠い日の
それは良く晴れた日の
靴紐は急いてほどけて
口には出せない文句を代弁していた
人目を気にした遠い日の
それはよく晴れた日に
自分は間違いなく一人だった
しかしその一人にしては
あたたかすぎる陽の光が
苦い思い出を今も照らし出す
人目を気にした遠い日を
過ごした僕はあなたの
その目だけは信じていた
得られたあたたかさは、やがて
冷めたスープのように
一人残され また信じる喜びを探している
それは良く晴れた日の
靴紐は急いてほどけて
口には出せない文句を代弁していた
人目を気にした遠い日の
それはよく晴れた日に
自分は間違いなく一人だった
しかしその一人にしては
あたたかすぎる陽の光が
苦い思い出を今も照らし出す
人目を気にした遠い日を
過ごした僕はあなたの
その目だけは信じていた
得られたあたたかさは、やがて
冷めたスープのように
一人残され また信じる喜びを探している