大空トラック
晴れていたはずの空が
急ブレーキをかけてさんざ雨を降らせた
僕は傘を持っていなかったから
走って急いで家に帰った
家のドアは閉まっていた
窓を叩く音が
ちっともリズムに合わせてくれない
楽譜にかかれた音符は
その日はなぜかオタマジャクシ風に見えて
気持ち悪くていつもより少し強く弾いて終えた
空がカーブを曲がり損ねて
突然 雷がなったよ
僕は驚いてヘソを隠し
ひとりぼっちの部屋でちょっとだけ泣いた
指で触れても崩れない
積み木とはちょっと違う
僕のまちのビルとか家とかが
さんざ雨が降っているのに
家に帰らず
ずぶ濡れでじっと立っている
何かを待っているのかな
思わず家を飛び出し水たまりを蹴って走る
やがて少しずつ
さんざ雨はやんでいき
雲間からは光が見え隠れしだし
空は少しかすり傷を負っていたけれど
息を切らした僕らにプレゼントを運んできてくれた
急ブレーキをかけてさんざ雨を降らせた
僕は傘を持っていなかったから
走って急いで家に帰った
家のドアは閉まっていた
窓を叩く音が
ちっともリズムに合わせてくれない
楽譜にかかれた音符は
その日はなぜかオタマジャクシ風に見えて
気持ち悪くていつもより少し強く弾いて終えた
空がカーブを曲がり損ねて
突然 雷がなったよ
僕は驚いてヘソを隠し
ひとりぼっちの部屋でちょっとだけ泣いた
指で触れても崩れない
積み木とはちょっと違う
僕のまちのビルとか家とかが
さんざ雨が降っているのに
家に帰らず
ずぶ濡れでじっと立っている
何かを待っているのかな
思わず家を飛び出し水たまりを蹴って走る
やがて少しずつ
さんざ雨はやんでいき
雲間からは光が見え隠れしだし
空は少しかすり傷を負っていたけれど
息を切らした僕らにプレゼントを運んできてくれた