何のドラマチックな展開もない
ただの日常を繰り返すだけで
たまに、心が毒々する

僕が泣いたときに
それを知らずに遊びに誘ってくれる君

僕が孤独を感じたときに
隣で漫画を見て笑っている君

僕が死にたいと思ったときに
能天気な顔で寝ている君

何のドラマチックな展開もない
君の日常を見ているだけで
僕の心に血は流れる

僕が笑ったときに
君が隣で笑う


そうか、君が僕の親友なのか

■作者メッセージ
向こうも僕のことを親友と思ってくれたらいいなぁ、と不審者のような目で見つめる時があります。