ポエム
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夜道をたどる
夜の空気は好奇心を匂わせる
満月に誘われて、ふらり不思議な世界へ
見慣れた公園すらもロマンチックに感じる

多くの人が眠っている
信号機すらも眠りについて消えている
僕は堂々と道の真ん中を歩く

この満足感も夜の楽しみの一つ

ふらふらと流れるままに彷徨って
気づけば、過去をたどっている

小学校を見て懐かしみ
中学校を見て苦笑いし
高校を見て友を思い出す

夜は何も見えない
夜は誰も邪魔しない
だからこそ、自分の過去を散歩する

歳を取らなければ、わからない楽しさだ

歩き疲れた僕は公園で一休みする
ただ静かに遊ばなくなったブランコを見つめる

同級生と遊ぶ幼い僕が見える
友達とゲームをしている僕が見える
親友と談笑している僕が見える

久しぶりに会いたくなってきた
今度は彼も夜の散歩につれていこう

きっと見えるものは今より多くなる
楽しみで眠れなくなりそうだ



20/11/30 18:34更新 / 気ままに



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