ポエム
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道に迷う
風の流れるままに
進むことに疑問を感じたのはいつだろうか?

歩む足に迷いが走る 
道のないところを進むことに不安を感じる
コンクリートの感触に安心を抱き、後悔をする

子供の頃、聞いたセミの声
今じゃもう、人の目が怖くて追うこともできない
虫取りかごも幻に消えて
身長の伸びない僕は生きている

裏路地を通り抜ける少年を見て
ガラスに映る自分を見ると
スーツの似合わない男がそこにいた

笑いながら僕は、裏路地に足を踏み入れる


20/10/01 01:41更新 / 気ままに



談話室



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