お星様だけに話すよ
僕の欲しい物
皆の前ではすぐに思いつく
皆の前ではすぐに言える
しかしそれは常識の許す建前上の答えだ
空間を透明に染めるような空気に
僕の吐いた息を流れさせるようなものだ
世界を黄金に染めるような砂漠に
僕のポケットに入っている砂を投げるようなものだ
平凡で当然で無意味で多数派で気づかれないものだ
僕のほんとうに欲しいもの
友達の前ではすぐに笑われて
大人の前では簡単に言えない
しかしそれは間違いなく今僕の欲しいものだ
だから夜中に一人で打ち明ける
馬鹿らしくて恥ずかしいことだからこっそりと
にやにや笑いながら目を細めて
冷たい夜空の暖かいお星様に囁く
「あのね、僕の欲しいものは…」
皆の前ではすぐに思いつく
皆の前ではすぐに言える
しかしそれは常識の許す建前上の答えだ
空間を透明に染めるような空気に
僕の吐いた息を流れさせるようなものだ
世界を黄金に染めるような砂漠に
僕のポケットに入っている砂を投げるようなものだ
平凡で当然で無意味で多数派で気づかれないものだ
僕のほんとうに欲しいもの
友達の前ではすぐに笑われて
大人の前では簡単に言えない
しかしそれは間違いなく今僕の欲しいものだ
だから夜中に一人で打ち明ける
馬鹿らしくて恥ずかしいことだからこっそりと
にやにや笑いながら目を細めて
冷たい夜空の暖かいお星様に囁く
「あのね、僕の欲しいものは…」