僕は色々なことを学びました。
　生きるということは、生まれてから死ぬまでの過程で、とても大変なことです。大変なことだし、色々な要素が求められるから、辛いなんて物ではありません。でもみんな辛さを乗り越えて、その先に幸せをつかんでいるのですね。
　生きていく中で、人は他の人と繋がります。つながる際も、色々な繋がり方があります。好きな物でつながるかもしれないし、偶然つながるかもしれない。自分の時間を優先して、やっぱりあとで一緒にゲームでもしてるかもしれない。人は一人では生きていけないのですね。
　夢や、生きる意味や、運命というものは無駄な物だとずっと思ってきました。それを考えている暇があったら、資格でもとった方がいいと。でも今は違います。努力の先に、その夢を立てなければ、僕らはまず目指すことも叶わなかったんです。例えば僕は、五年前に恋の成就を願いました。
　わかりにくいことと、わかりやすいことがあります。別の名前で明示的と、暗示的だそうです。分かりにくいことを好く人もいれば、反対の方が好きな人もいますね。どちらが生きていく上で大切なのかと考えましたが、たぶん、どっちも大切なのでしょう。
　大切なことは、実は悪いことにもあります。厳しい人がいなくなって初めて、厳しいことの大切さを知る。不幸にあって初めて、幸せを知る。忙しく走りて初めて、休めるを知る。
　一人がみんなになって、みんながもっと多くの集まりになって、たくさんの集まりが国になって、国が世界になる。休んでいる人のかたわらで働く人、とにかく色々な人で世界は動いています。やっぱり一人では生きていけないと知りました。
　学んだことについて、最近はこう考えています。



死を完治とす生の病！　一つと一つは強依存！　海原は母祈り人！　暗闇の方外韋駄天！　一縷の願い一抹の夢！　寝伏せ斃れる休み無！　死は全てを含み、肯き、認め、共に眠る！！！！！

■作者メッセージ
美術書、第七の詩。