私たちは二つの夢を挙げます。一つは睡眠、一つは理想にあります。
ゆめは、寝ていれば見られるものです。夢は、あなたの心を映します。
瞳の中にあるために、ゆめはなまけ者が見るともされています。
心体の安寧を保つために、他者のゆめを妨げることがないようにしましょう。

夢は、道中で見ていくものです。夢は、あなたの心から指します。
あって欲しいものが、同じ相手もいます。競い、争い、あるいは共に目指し…
緩やかにそり立つ道を、妨げることのないようにしましょう。

ゆめは休みながら見るものです。休むということはあなた自身が、疲れを癒すということです。
安寧は、働きながら得るものです。休むということはあなた自身が、そのために努めるということです。
睡眠は、生きながらあるものです。休むということはあなた自身が、より良く生きるということです。

夢をいつの日か叶えましょう。努めてから果てるまで、その過程があなたを満たします。
夢をどこまでも定めましょう。生まれてから死ねるまで、その定義があなたを支えます。
夢を恐れずに決めましょう。作ってから消えるまで、その存在があなたを認めます。

■作者メッセージ
美術書、第一の詩。