愛
フィラウティア 光の進む先は 一対の鏡面へ 腫れた心 沈む瞳 何万も放つ
生まれ立つ 恵みの貴女は 貴女を嫌う 河辺の淵 麓の端 広がり切れども
雨の吹く ひとつの居場所は 風のゆりかご 誘われて 襲われて 不安となる
天然図 人体の機関は 継ぎ人知らず 夢から 常から 帯びる全てを
ストルゲー 隣人の背は 鳥停まる岸 左よ 右よ 目指す向こうは
飾りつけ 中央の席は 自由犇く なだらか なめらか 抗いのない徒歩
思えらく 二人の命は 青春時代 笑う 睡る 生徒が座っていた
遠来の 恋人の手は 彼方朧 近く 遠く 血縁を引く
マニア 預かる私物は 好意まみれ 忘れず 薄れず 握りしめる
信じて 過ごせの遺言は 両刀となり あちら こちら 穴けて侵る
集め尽き 結末の少女は 輝く夢 物や 匂いで 満されぬ頃
五本指 君の為のこの手は 捧げ物 構われぬ 寂しさを 埋める為
エロス 七色の糸は 絡まり続け 強い 深い 塊の愛
清み切った 若者の裏は 性作家 盛る 呻る 夜の溝
それだけの 一年の歌は 鮮やかな色 舌が 喉が 憶えている
砂漠の 銀の棟は 休憩所 私と 貴女の 水平線
ルダス 氷の路は 水凍る処 嵌る奴と 嵌める奴と 流れ行く
花弁の 少数の彼女らは 捨て遊び 薄い皮 太い皮 共に外れ
橋渡り 不安の囃しは 振り子玉 ふらり ふらる 思い交互
遊ぶ恋 体躯の並列は 歪み時 誰にも 何処にも 向けられない
フィリア 本当の情けは 中程に 重く 軽く 押し引く手
白黒の 合わせの底は 世界色 一つ 二つ 漂うもの
交互の 擦れの傷みを 知る事が 繁吹く 吹雪く 嵐の盾
無人島 夕暮れの二人を 隔てる物は 孤独 苦痛 同じものに
プラグマ 凡その意味は 透明意義 各々 個々 定め型
読む本の 文字の終わりは 道途切れ 最初 最後 一筋の愛よ
死の国の 端の月は 初めての 人人 物物 片道の岐へ
遥か 昔の僕の 手は握る 温もり 柔ら 揃えてた日よ
アガペー 自ずから 動く日の 恋を初め
見られずに 朽ちてゆく 気心の 一部知る
本当の 愛を知る 本当は 無いものと
永遠の 苦しみと 永遠の 幸せを
生まれ立つ 恵みの貴女は 貴女を嫌う 河辺の淵 麓の端 広がり切れども
雨の吹く ひとつの居場所は 風のゆりかご 誘われて 襲われて 不安となる
天然図 人体の機関は 継ぎ人知らず 夢から 常から 帯びる全てを
ストルゲー 隣人の背は 鳥停まる岸 左よ 右よ 目指す向こうは
飾りつけ 中央の席は 自由犇く なだらか なめらか 抗いのない徒歩
思えらく 二人の命は 青春時代 笑う 睡る 生徒が座っていた
遠来の 恋人の手は 彼方朧 近く 遠く 血縁を引く
マニア 預かる私物は 好意まみれ 忘れず 薄れず 握りしめる
信じて 過ごせの遺言は 両刀となり あちら こちら 穴けて侵る
集め尽き 結末の少女は 輝く夢 物や 匂いで 満されぬ頃
五本指 君の為のこの手は 捧げ物 構われぬ 寂しさを 埋める為
エロス 七色の糸は 絡まり続け 強い 深い 塊の愛
清み切った 若者の裏は 性作家 盛る 呻る 夜の溝
それだけの 一年の歌は 鮮やかな色 舌が 喉が 憶えている
砂漠の 銀の棟は 休憩所 私と 貴女の 水平線
ルダス 氷の路は 水凍る処 嵌る奴と 嵌める奴と 流れ行く
花弁の 少数の彼女らは 捨て遊び 薄い皮 太い皮 共に外れ
橋渡り 不安の囃しは 振り子玉 ふらり ふらる 思い交互
遊ぶ恋 体躯の並列は 歪み時 誰にも 何処にも 向けられない
フィリア 本当の情けは 中程に 重く 軽く 押し引く手
白黒の 合わせの底は 世界色 一つ 二つ 漂うもの
交互の 擦れの傷みを 知る事が 繁吹く 吹雪く 嵐の盾
無人島 夕暮れの二人を 隔てる物は 孤独 苦痛 同じものに
プラグマ 凡その意味は 透明意義 各々 個々 定め型
読む本の 文字の終わりは 道途切れ 最初 最後 一筋の愛よ
死の国の 端の月は 初めての 人人 物物 片道の岐へ
遥か 昔の僕の 手は握る 温もり 柔ら 揃えてた日よ
アガペー 自ずから 動く日の 恋を初め
見られずに 朽ちてゆく 気心の 一部知る
本当の 愛を知る 本当は 無いものと
永遠の 苦しみと 永遠の 幸せを