ポエム
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water自分
自分を守る雰囲気に甘え
届くはずのない月を目掛け
ふと外に立ち寄ってみた

冷たい空気と冷たい空
冷たい手に冷たい色

夕暮れとうに過ぎた夜
訳もわからず歩いた
ひたすら歩いた
いつかは月にたどり着けるだろう

月雲とうに歩いた夜
訳もわからず走った
ひたすら走った
いつかは月にたどり着けるだろう

月、とうに見えぬ夜
訳もわからず泣いた
ひたすら泣いた
いつかは月にたどり着く、はずだった

ありのままいるはずだった僕は変わった
自分のまま変わらないはずだった僕は変わった
使い古した僕だったから変わった
それを僕は理解し直したから
笑って寝ることに決めたんだ

あの悲しみごっそりと
景色にまかせて僕は逃げた
24/04/05 16:04更新 / 雨、黎(アメレイ)



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