欠けた月、朧雲、黒い空
3つが染める空の色
たまに雲と空との見分けがつかなくなって
こんなに明るいのかと驚嘆する

月は欠けてるのに
知ってるよ
誰も見ていないからと言って
誰も見てくれないからと言って

悲しくなって
泣いてたんでしょ

僕が見てることなんか知らないで

苦しくなって
泣いてたんでしょ

そろそろ寝むくなっても
魅惑な月が魅惑に魅惑的で
いつまでも引き止めてくるんだよ

言葉じゃなくていいから
変換しなくていいから
そのまま、直接伝えてくれて
いいんだよ

そんなに高いところから
僕の胸中を覗かなくても
想いは誰にでも伝わるのに

風が吹く
ふと暗くなって君は雲に隠れて
恥ずかしそうにして

そうこれはまさに

無機物感情