ガラスの王子様
一度ならば幾らでも覚えるよ
僕は意外と単純だから
硝子の鱗に身を任せて「大丈夫」
君のこと何一つ知らないけど
繋がれた鎖の長さの分だけ
ままごとの楽しみは増すでしょう?
何故だか君の顔を産まれる前から
知っているような気がして
痛いなら言ってよ スピードは枯れる
老いを知らないならば此のハコが
僕の棺桶になってくれることでしょう
二人で 二人で此の硝子を溶かして
そのまま流して三日月を汚して
後はティッシュで拭いて丸めて捨てましょう
「ごめん。」
僕は意外と単純だから
硝子の鱗に身を任せて「大丈夫」
君のこと何一つ知らないけど
繋がれた鎖の長さの分だけ
ままごとの楽しみは増すでしょう?
何故だか君の顔を産まれる前から
知っているような気がして
痛いなら言ってよ スピードは枯れる
老いを知らないならば此のハコが
僕の棺桶になってくれることでしょう
二人で 二人で此の硝子を溶かして
そのまま流して三日月を汚して
後はティッシュで拭いて丸めて捨てましょう
「ごめん。」