虎
ちっぽけたちを乗せた夜行列車は
行き先を探して今でもレールを延ばしてる
迷った分だけ切符は重くなっていく
明日は寝坊してみようかな
夜、空に浮かぶ丸い水槽
いつも真顔で夢を語る君は
「僕は潜水士だ」なんて言って
酸素ボンベも付けず潜った
長方形の砂漠を登れば見えてくる
あの街は僕の感情線 「痛み」のターミナル
虎のあの黒い縞模様が
僕には黒ずんだ傷にしか見えないの
鋭い牙や吊り上がった瞳が
たまらなく愛しくて 愛しくて
哀しくて
行き先を探して今でもレールを延ばしてる
迷った分だけ切符は重くなっていく
明日は寝坊してみようかな
夜、空に浮かぶ丸い水槽
いつも真顔で夢を語る君は
「僕は潜水士だ」なんて言って
酸素ボンベも付けず潜った
長方形の砂漠を登れば見えてくる
あの街は僕の感情線 「痛み」のターミナル
虎のあの黒い縞模様が
僕には黒ずんだ傷にしか見えないの
鋭い牙や吊り上がった瞳が
たまらなく愛しくて 愛しくて
哀しくて