毎日… 毎日…！毎日……！！！

この世に僕は1人しかいないのに
的確に僕を傷つける言葉が何故かあって

燦々と太陽は照り続けるのに
ほんの少し私のほっぺが冷えている

あれよと云う間に重ねられ束ねられ
望まぬ地へと運ばれてゆく
運転手の顔はないから殴れなかった

これが大人になるということか？

種は其々のジョウロを欲しがった
お揃いの色は空だけでいいと思った
ギンガムよりは不揃いのやつでね

道端の銀杏くらいあからさまで
嫌な復讐をしてやりたいもんだけど！

毎日… 毎日…！毎日……に！！！！

恒河沙の灯りを毛糸玉に戻しては
凍えて待つ人の為に急ぐよ
たまにそれは罪深く揺らめくけれど

これが大人になるということか？
僕は絵本を閉じて寝ることにしたんだ

いいだろう、
恐らく明日もまだ生きている。