ポエム
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飛行する生活(…きっと音がする)
目の前、知らない美人の枝毛
バスの窓から注ぐ陽の破片に目を閉じて

根拠のない希望とスピードで
ガタゴトと進む生活の解れ

直輸入のナンプラー 手を出せず
代替で使ったあの瓶の中身はなんだろう

空気穴は出口つまり
生きているなら救われると思う

自由が丘 駅のホーム 裏腹な群像
手を伸ばしたが掴む力が足りず鼻をかむ

不健康体をさすって傾げる
朝昼晩キッチンの均衡を保つのは誰?

住宅街の熊か?オフィス内のスズメバチか?

いやもっと強く楽しくオカシイ人の為
莫迦げた想像で僕らは旅に出る

私が離せないものはなんだろう
私を離さないものはなんだろう
それは禁じられた仄かなラブレター

持ち物全て散り散りになったから
買い直すためのお出かけになったなぁ

「もしも月が流れ星だったなら………」

僕たちの潜潜話は都市を描き出し
骨を砕く不快なリズムで幸せを語る
また眠れなくなる、でも笑みが飛び散る


24/11/17 15:19更新 / らりるれろ



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