裏切り者の名簿に自分がいた
もう射殺命令を出したのに

でも僕の足は何故か
スキップを始めていたんだ

顔しか知らない友を
鉄格子にして

でたらめな孤独を自分に課して
囚人服をファッションに取り入れた

どん底でニヤつく自分が好きだった
何処まででも這い上がれると思った

銃声が鳴った　笑いながら固まった僕

ココロに生かせろよ
あの日滅多刺しにして捨てた
自分の顔したラヴドール

何故だろう輪郭がブレて涙が止まらない

背中さすられて無理やり出した言葉は
嗚咽でも本音だよ