ポエム
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朝日の当たる家(2DK)
太陽を見張った。
月に目を瞑った。

目の下に置いてた友が、
僕の瞳をひと突きで潰した。

目の前が真っ暗になったのさ。

その時初めて、僕は今まで
愛されていたんだと分かったのさ。

出来たばかりの傷を庇うか、
治り切ってない傷の追い剥ぎをするか、

どちらかでしかもう愛に近づけないんだ。

こんなんだと近い未来、
Jアラートが目覚まし代わりになっちまうな。

勘違いしたまま生きてみて、
調子に乗ったまま生きてみて、

ぎこちなさもコメディになるなら
喜んでサスを奪う僕だよ。

貶せよ僕を 自業自得ってさ
それでも無差別に朝は来るのさ。

太陽を見張った。
そろそろ充血してくる頃だ。
24/04/06 23:57更新 / らりるれろ



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