はだしの庭
叢に身を潜め自分を隠した
黒ずむ傷を模様だと言い張った
彼は分かってくれた
いつまでだって待ってくれた
ひたひたになった悲しみをひっくり返して
熱い怒りを彼に引っ掛けた
彼は分かってくれていたのか
それでも彼は待ってくれた
叢が茂れば茂るほど僕は苦しいの
彼は毎日僕の草をむしってくれた
春にはフキが生えたからと
料理にしてくれた
僕は僕を安心して味わえた
君と僕がはだしで走り回れる
そんな庭を作りたい
憂さ晴らしの言葉はいつも
裏目に出るから
黒ずむ傷を模様だと言い張った
彼は分かってくれた
いつまでだって待ってくれた
ひたひたになった悲しみをひっくり返して
熱い怒りを彼に引っ掛けた
彼は分かってくれていたのか
それでも彼は待ってくれた
叢が茂れば茂るほど僕は苦しいの
彼は毎日僕の草をむしってくれた
春にはフキが生えたからと
料理にしてくれた
僕は僕を安心して味わえた
君と僕がはだしで走り回れる
そんな庭を作りたい
憂さ晴らしの言葉はいつも
裏目に出るから