「チャレンジ」
この言葉が持つ重みは、
ハードル走のハードルを飛び越えて見せようとか、
思い切って通信講座始めてみようとか、
そんなものではなくて、

自分の四方に天近くまで
白いコンクリートの壁が立っていて、
応援も誰もいない中、

それを体当たりで破壊して
先に進まなければならないほどだ。

誰も越えられると思っていない壁の向こうに
行かなければならない。
無理矢理壊さなければならない。
頭を何度も思い切り打ち付けて
顔中が血だらけになろうとも。

いや、さらに、
今より別の世界へと移る勇気がある者は
壁を壊すどころか
目には見えない壁を探し当て、
異次元に飛び立たなければならない。

その方法は誰も教えてくれない。
全て自分の頭で考えて、
今いる世界からそのまま消え失せる覚悟を持たなければならないのだ。