愛の不在
わたしはあなたに恋してからずっと
あなたのために
あなたの好きなものに触れ
あなたの好きなものを食べ
あなたの好きなものを感じた
わたしはあなたに恋してからずっと
あなたと、あなたに通ずるものだけを求めていた
地球にはこんなに、魅力のある人間もたくさんいるのに
どうしてあなただけなの?
わたしは、あなた以外は誰もいらないような気持ちだった
それなのに、
あなたがあまりに遠い存在なのが辛くて
誰でもいいから助けて!と
世界に向かって叫びたかった
誰でもいいから、なんてのはもちろん嘘で
あなたから助けられないと意味がなかった
そうして、
わたしはあなたのために
あなたに近づきたかったのではなく、
わたしはただ、
わたしのためにそうしたかったのだ、と
気づくのにあまり時間はかからなかった
あなたのために
あなたの好きなものに触れ
あなたの好きなものを食べ
あなたの好きなものを感じた
わたしはあなたに恋してからずっと
あなたと、あなたに通ずるものだけを求めていた
地球にはこんなに、魅力のある人間もたくさんいるのに
どうしてあなただけなの?
わたしは、あなた以外は誰もいらないような気持ちだった
それなのに、
あなたがあまりに遠い存在なのが辛くて
誰でもいいから助けて!と
世界に向かって叫びたかった
誰でもいいから、なんてのはもちろん嘘で
あなたから助けられないと意味がなかった
そうして、
わたしはあなたのために
あなたに近づきたかったのではなく、
わたしはただ、
わたしのためにそうしたかったのだ、と
気づくのにあまり時間はかからなかった