昔の詩を読み返して
辿っていく
私の足跡

そこに新たな足跡をまた
残してもいいですか？

自分が生きているのを
確認したいんです
言葉と想いによって

言葉が積み重なって
一つの建築が出来上がります
人生という名の建築が
それはきっと美しいから

その設計図を少しずつでも
拙くても
残していきたいんです、
私も

■作者メッセージ
谷川俊太郎さんが私の一番好きな詩人でした。今日は静かに詩情に耽りたいです。