大罪人の歌
大罪人が、
自らの気持ちを
歌ってる。
自らの哀しみを、
自らの罪の重さを、
自らの贖罪を、
うすら綺麗な音楽に、詩に託し、
束の間の
心の安寧を得ている。
彼は
どこの誰にも届かない
自己憐憫の
自己陶酔の旋律を
歌ってる。
穢れた歌と
一体化し
自分に酔い
自分を哀れみ続ける、
無様で醜い、
滑稽な、
大罪人。
自らの気持ちを
歌ってる。
自らの哀しみを、
自らの罪の重さを、
自らの贖罪を、
うすら綺麗な音楽に、詩に託し、
束の間の
心の安寧を得ている。
彼は
どこの誰にも届かない
自己憐憫の
自己陶酔の旋律を
歌ってる。
穢れた歌と
一体化し
自分に酔い
自分を哀れみ続ける、
無様で醜い、
滑稽な、
大罪人。