ある川の話
家の近所には河川敷がある。
そこに流れている川は
真っ茶色でまさにドブ川なのだが、
こんな生命の気配を感じないドブ川には魚も住んでるわけがないと思っていた。
実際、幼い頃に母は「この川はドブ川だから魚は住んでいないよ」と私に伝えた。
広くて深い川だった。
夜、時々橋の上で水面を見つめると、
マンションの明かりが反射してきれいだった。
ある休みの日に、少し遠くまで河川敷を歩いていたら
そこに釣り人を複数発見した。
釣り船さえも浮いていた。
それは、この川には少なくとも魚がいる可能性が高い、ということだ。
少し考えるとわかるだろうが、あれだけ深い川だったら魚がいてもおかしくはないはずだ。
私自身は魚の専門家でも、河川の専門家でもなく、川に関しては素人だ。
しかし、あの川には魚がいるのだ。
それだけ、すごく深い川なのだから。
そこに流れている川は
真っ茶色でまさにドブ川なのだが、
こんな生命の気配を感じないドブ川には魚も住んでるわけがないと思っていた。
実際、幼い頃に母は「この川はドブ川だから魚は住んでいないよ」と私に伝えた。
広くて深い川だった。
夜、時々橋の上で水面を見つめると、
マンションの明かりが反射してきれいだった。
ある休みの日に、少し遠くまで河川敷を歩いていたら
そこに釣り人を複数発見した。
釣り船さえも浮いていた。
それは、この川には少なくとも魚がいる可能性が高い、ということだ。
少し考えるとわかるだろうが、あれだけ深い川だったら魚がいてもおかしくはないはずだ。
私自身は魚の専門家でも、河川の専門家でもなく、川に関しては素人だ。
しかし、あの川には魚がいるのだ。
それだけ、すごく深い川なのだから。