ポエム
[TOP]
ふしぎな夜
深夜2時の布団の中
私は眠れずに転がっていた

外からカラスの鳴き声が聞こえてくる
聞いていると、今が朝か夜かわからなくなってきた

そしてゆっくりとしたチャイムの音も
外から聞こえてくる

カラスが鳴くから帰りましょう、と伝えているのだ

目に見えぬ微かな明かりを感じた
潮風がなだれ込んでくる

遠い記憶に思いをはせている

時間の存在しない夜だった
21/04/14 02:22更新 / らん



談話室



■作者メッセージ
5年前に書いたシリーズ

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c