ポエム
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あなたと私の物語
あなたの瞳が語る
「私の心は、いつも君に」
口では語らないのに

不意に見る背中が語る
「もう行かなければならない」
一度も伝えた事がないはずなのに

この肩を抱く大きな手は
いつか消えてしまうだろう
ならば涙が渇くまで抱かれている
愛するあなたのためだけに

震える手が語る
「このまま愛していたかった」
そんな寂しい姿は初めて

離れていく身体が語る
「私と過ごした時間を忘れないで」
温もりは消えないまま

あなたにいつまでも強く優しく
私にしてくれたように
雨の日でも雪の日でも祈り続ける
儚き思い出を想い生きるから
17/05/09 09:04更新 / 希憶 



談話室



■作者メッセージ
どんな儚き愛する人も、またいつか再会できると信じています。

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