ポエム
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さようなら、お元気で。
あくまでも、ラインの中でだけでしたけれど、
40年前の彼と二度目の恋をしていました。
共通の友人を介してラインがつながった時、
私が身障者になっていることを知った彼が、
少しでも力になりたい!と
仕事の隙間で、ラインをしてくれるようになっていました。
やりとりをしていく中で、
だんだん気持ちがときめいて、
恋心になっていきました。
彼が、既婚とわかった時、
本来は、終了をするはずでしたけれど、
彼は、
私の気持ちに寄り添って、
あくまでもラインの中だけの彼女にしてくれました。
実際には、会わないときちんと線は引いていました。
雑談でもなんでも、
ミミちゃんが俺に伝えたい事を何でも送ってきたら、ええねんで。

そう言ってくれる彼に甘えて、支えてもらっていました。
私が、夢の中で。と言う作品をここに書いた頃から、お別れしなければと考えて、別れの覚悟はしていましたけれど、彼と話し合った結果、続けていく事となっていました。
そんな彼が昨年12月19日をもって、定年の早期退職となりました。
今後は、夫婦水いらずで過ごしていくので、もうラインはできません。
40年前は、ミミちゃんから告げられたから、今回は、俺から、告げます。
さようなら、お元気で。
突然の事に驚いていると、
テレビから、
たまたま中島みゆきさんの時代が流れてきました。
今日は、別れた恋人たちも
生まれ変わって巡り合うよ。
号泣しました。

今まで支えてもらいましたから、
毎日、
おはようとおやすみを送ってくれて、嬉しかったです。
ありがとうございました。定年おめでとうございます。と送って、終わりにしました。
40年も経てなお、つながったふたりですから、
時代の歌詞にように、いつかまた巡り会えると信じています。

宝物の思い出になりました。感謝。




今後は、彼の第2の人生を自分の心の中で、こっそり、応援をしていきます。

きちんとけじめをつけた事も彼らしくて、誠実だと思いました。

24/01/07 23:32更新 / ポロンミミ



談話室



■作者メッセージ
40年前の彼との二度目の恋にお別れをしました。
今はまだ悲しくて泣いてばかりです。
なかなか自分の中で、消化できないので、書いてみました。
書いて

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