ポエム
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チャットルームの恋
あなたとお話できない夜は、星達と

あなたの悪口を言って過ごす。
あの人が贈ってくれた
ビリージョエルさんの素顔のままで。
歌詞を彼の言葉と思っていいと言ってくれたから、
彼に恋をしていた私は、
何度も何度も和訳を読んで抱きしめたのに。

いつだって君を好きなんだ。
可能な限りに君を愛してる。
私は、勝手にどんどん恋をして、彼に依存しちゃったの。
だから、もう、チャットで、お話するのは、やめようって。
お互いもっと、有意義な時間を過ごそうって。
私にとっては、ずっと、有意義な時間だったけど、

あの人にとっては、違ってたのね。
星達は、いい時間を過ごしたね。キラキラしてたよって、言ってくれた。
うん、優しい人でした。

ビリージョエルさんの曲だって、私が、楽しく過せるようにと選んでくれたの。


人が人を想う気持ちは、恋愛だけじゃないよ。
僕が、君を想う気持ちもそのひとつ。これからもね。
これからも心の支えには、なってくれるというあの人の器の大きさに、感謝。
一度も会えなかったけど、大好きでした。これからも、あなたが、あなたの世界で、幸せに、暮らせますように。さようなら。

20/05/02 21:00更新 / ポロンミミ



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