ポエム
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51歳のロックンローラー
20代の頃、私の親友が、
ビジュアル系ロックバンドのボ―カルの人と
お付き合いをしていました。
当時はまだ、アマチュアバンドでしたけれど、
関西では、
かなり大きなホールで、
ワンマンライブを何度も行えるくらいの
人気バンドでした。













その彼のフェイスブックを偶然、見つけたので

友達申請と私の近況を送信してみました。
すると、ミミちゃん、久ぶり。30年ぶりかな?


俺は、もう51歳になったけど、
今もロックンロールをやっています。
でも、最近、年齢的に、できないことなんかが
増えてきて、ちょっと、へこんだりしていたけど、
ミミちゃんの現状を知って、
自分は、五体満足なんだから、
もっともっと、頑張ろう!

と元気をもらった。
ありがとう!

こんな嬉しい返信にあたたかい気持ちになりました。
無名ながらも、メジャーデビューを果たしている彼の
バンドpVは、万人うけするようなポップな曲では、ありません。

音楽業界の大人の言う事なんて、気にするな!
いつもこういっていた彼らしい

魂を感じさせる熱いロックンロールでした。
そんな彼のバンドも
現在は、コロナ渦で、

ライブ活動停止中。
また俺の音楽を聴いてもらえるように、
負けずに歌い続けるからな!
力強い言葉に、
胸が高鳴りました。
元彼女の友人だった私のことまで

覚えていてくれた彼に、感謝です。





21/06/24 12:41更新 / ポロンミミ



談話室



■作者メッセージ
懐かしい人とフェイスブックで、懐かしい人と再会した嬉しかった気持ちを書いてみました。

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