差別の業火
始まりを燃やす
寂しさを燃やす
後悔を燃やす
人は等しく業火の炎に焼かれている
誰にも詠まれることのなかった哀れな詩を燃やす
1億2000万人の罪を燃やす
私たちを救わなかった数多の神仏を燃やす
4畳半で孤独に首を吊った君の死体を燃やす
あの日果たせなかった約束を燃やす
君に似合うねと褒められた髪を切って捧げる
信仰は業火に身をくべることと見つけたり
もう戻れないと知りながら梯子を燃やす
もう戻れないと知りながら橋を燃やす
紅葉が空を埋めつくす季節を燃やす
改竄された不正確な人の歴史を燃やす
肌の色で差別する貴様らの眼球を燃やし尽くしてやる
差別の業火に焼かれた
君に捧げる詩
寂しさを燃やす
後悔を燃やす
人は等しく業火の炎に焼かれている
誰にも詠まれることのなかった哀れな詩を燃やす
1億2000万人の罪を燃やす
私たちを救わなかった数多の神仏を燃やす
4畳半で孤独に首を吊った君の死体を燃やす
あの日果たせなかった約束を燃やす
君に似合うねと褒められた髪を切って捧げる
信仰は業火に身をくべることと見つけたり
もう戻れないと知りながら梯子を燃やす
もう戻れないと知りながら橋を燃やす
紅葉が空を埋めつくす季節を燃やす
改竄された不正確な人の歴史を燃やす
肌の色で差別する貴様らの眼球を燃やし尽くしてやる
差別の業火に焼かれた
君に捧げる詩