食事をしましょう

私が生きていて幸せを感じる瞬間である

マナーは大事

けど堅苦しい食事は得意じゃない

皆で楽しく机を囲めたら満足

大好物も　不得意であろうものも　初めて見るものも

とりあえず食べてみよう

食わず嫌いは良くないから


残された食べ物たち

流しに捨てるか　そのままゴミ箱へ

罪悪感でめまいと立ち眩みがする

そういえば誰かが言っていた

食べ物を粗末にすると目が見えなくなるって



とっくに限界の体に

涼しい顔をしながら押し込む

今にも卒倒しそうだが残すのは好きじゃない

味も感じられないがひたすら口を動かし続ける

もはや強迫である



ごちそうさま



空っぽになった食器を確認してからしか言えない　言わない

今にも卒倒しそうで後悔もしているが

残すより万倍マシである


ここまでくると何かしらの因縁か呪いの類だと思う




今日も食事をする

生きるためではなく自分のために

楽しく食事をするのである