十九日の夢
瞼の裏をぼーっと眺めてると
何か見覚えのある白いものが
まわっていない頭でもわかる
雪だ
雪だとわかった瞬間頭はまわり始めた
これはさっき庭から見上げた空だ
意識がはっきりとしてくる
ああ 夢を見ているんだ と分かったときにはもう目が覚めていた
枕元のスマートフォンに忘れないように記した後
もう一度夢を見ようと瞼を閉じた
見えたのは明るくなった壁と自分の手だった
時計の音がする
外からゴミ収集車の音がする
目覚ましのけたたましい音が部屋いっぱいに鳴り響いている
何か見覚えのある白いものが
まわっていない頭でもわかる
雪だ
雪だとわかった瞬間頭はまわり始めた
これはさっき庭から見上げた空だ
意識がはっきりとしてくる
ああ 夢を見ているんだ と分かったときにはもう目が覚めていた
枕元のスマートフォンに忘れないように記した後
もう一度夢を見ようと瞼を閉じた
見えたのは明るくなった壁と自分の手だった
時計の音がする
外からゴミ収集車の音がする
目覚ましのけたたましい音が部屋いっぱいに鳴り響いている