ポエム
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碧空
私が生まれた日

良く見えない青い空が目を深く抉った

一番古い思い出

分厚い雲の隙間から青い空が目を突き刺した

初めて愛した日

青い空が目を焼いた

初めて失った日

青い空が目を溶かした

私の頭上には常に青い空があった

嬉しかろうが悲しかろうが

いつでも空は青かった
21/01/23 13:13更新 / 1026



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