探し物
ある日ふと思い出したお菓子
どうも気になってしまい 記憶の端の端にある情報を頼りに調べてみると
どうやら今でも販売しているらしい
これはもう買うしかないなということで家を飛び出た
意外とあっさり手に入ってしまったそのお菓子はすこし小さい気がしたが
どうやら製法は変えてないらしい
全く同じ味 全く同じ匂い 全く同じ食感
少し懐かしい気持ちになっていると、袋の中に何かあるのを見つけた
小さな缶で中には飴が入っている
裏にはハニー&レモンと書いてある
蓋を開けて香りをかぐと
あの時のにおいがした
まるで自分の時間を巻き戻されたかのような
そんな衝撃が走った
ああ懐かしい
あの時の匂いがする…
...?
あの時?
あの時とはなんだ?
思い出せない
ああ!全く思い出せない!
あれだけ見たのに!あれだけ聞いたのに!
何も見えない!何も聞こえない!
何かがあったという記憶だけが私の中に渦巻いている
もどかしさに耐えられず、私はまた忘れ物を探し始める
どうも気になってしまい 記憶の端の端にある情報を頼りに調べてみると
どうやら今でも販売しているらしい
これはもう買うしかないなということで家を飛び出た
意外とあっさり手に入ってしまったそのお菓子はすこし小さい気がしたが
どうやら製法は変えてないらしい
全く同じ味 全く同じ匂い 全く同じ食感
少し懐かしい気持ちになっていると、袋の中に何かあるのを見つけた
小さな缶で中には飴が入っている
裏にはハニー&レモンと書いてある
蓋を開けて香りをかぐと
あの時のにおいがした
まるで自分の時間を巻き戻されたかのような
そんな衝撃が走った
ああ懐かしい
あの時の匂いがする…
...?
あの時?
あの時とはなんだ?
思い出せない
ああ!全く思い出せない!
あれだけ見たのに!あれだけ聞いたのに!
何も見えない!何も聞こえない!
何かがあったという記憶だけが私の中に渦巻いている
もどかしさに耐えられず、私はまた忘れ物を探し始める