和三宝
淡い色合い
触れたところからさらさらと崩れていく
静かに舌の上にのせる
じわあと口の中に心地よい甘さが広がる
唾と混ざってどんどん溶けていく
全身に巡る幸福感
全て溶けてしまって
甘くなった唾を飲み込んだころには
口の中は空っぽになる
口寂しくなって
また一つ
また一つ
おっと
これ以上はいけない
明日の幸せのために
そっと紙の蓋を閉じる
触れたところからさらさらと崩れていく
静かに舌の上にのせる
じわあと口の中に心地よい甘さが広がる
唾と混ざってどんどん溶けていく
全身に巡る幸福感
全て溶けてしまって
甘くなった唾を飲み込んだころには
口の中は空っぽになる
口寂しくなって
また一つ
また一つ
おっと
これ以上はいけない
明日の幸せのために
そっと紙の蓋を閉じる