ポエム
[TOP]
no time to die
いつものように不敵な笑みを浮かべて余韻を漂わせながら去っていってほしかった
何度でも甦る男だった
そう信じていた

いつのまに15年も時が経っていた
冷徹なライセンスを持つ男
酒の似合う大人の男
危険な男
全てが絶妙で魅了されない女はいない

十数年前のマトリックスに追いついた世の中
今生と重なりあう裏社会

仕方のないことなんだけど
君のいない世界は
少しだけ物静かになって寂しい
21/10/01 20:50更新 / 山川森佳



談話室



■作者メッセージ
君のことけっこう好きだった。

TOP | 感想 | メール登録


まろやか投稿小説ぐれーと Ver2.35c