ポエム
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ふんわりとなんとなく
君の車がそこにあった
君の靴がそこにあった
そこに君がいる気配は感じていた
いま引き返せばきっと顔を会わせることはできたんだろう
でもそれはしない
自分のプライドが許さなかった

子育てが一段落したら、家族から相手にされなくなって心寂しくなったら
思い出してほしい私のことを

振り返ればそこに私がいるから

いつかお茶にでも行こうよ

決して奪ったりしない無理強いしない
振り返ればなんとなくそこにいるから
君は一人じゃないから

心寂しくなったら私のことを思い出してね
21/03/03 00:32更新 / 山川森佳



談話室



■作者メッセージ
出会いと別れの季節です。

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