ポエム
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月と灯台
頭の中に君の声がこだまする
歌う君の姿を初めて見たよ
ぼんやりとまわりがぼやけている
しかしモノクロではない世界
かすかに色づいている
全体的にぼんやりしていたから夢みたいだった

月と灯台を手渡してからどれくらいの時が過ぎた?時間は止まったまま

君を見ているようで実は見ていない
自分を透過している

地球は少しずつ宇宙のルートからずれていて毎日同じ場所にはいない
その場所は二度と通らない

目を閉じれば数十年前のことも昨日のように思い出される
人生は思いのほか短い

今を生きよう
20/11/15 21:43更新 / 山川森佳



談話室



■作者メッセージ
過去も大事に抱え込みながら今を生きる情熱

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